界面活性剤の環境モニタリングとリスク評価の最新結果
当工業会は、洗剤類の生態系および環境への影響を調べるため、1998年から継続的に界面活性剤の環境モニタリング(河川における濃度調査)を行ない、そのデータをもとにリスク評価を実施しています。2016年度の結果は右表のとおりです。主要な界面活性剤の河川水中濃度は、水生生物への影響が表れないとされる予測無影響濃度を下回っており、界面活性剤による生態系リスクは低いことを確認しました。
主要な界面活性剤の環境濃度と予測無影響濃度の対比
・環境モニタリングは、多摩川3地点、荒川2地点、江戸川1地点、淀川1地点の計7地点で、年4回実施しています ・nd=不検出 ・TEAQは近年の使用量増加にともない2012年から調査を開始しました