界面活性剤の環境モニタリング結果
2014年度も4河川7地点で予測無影響濃度を下回る
当工業会は、洗剤原料である界面活性剤の環境影響や安全性を確認する自主的な活動の一環で、1998年から環境モニタリング(河川における濃度調査)を実施しています。
2014年度の環境モニタリングの結果を下表にまとめました。1998〜2013年度の結果と同様に、各界面活性剤は水生生物への影響が表れないとされる「予測無影響濃度(PNEC)」の値を下回っており、低い濃度を維持しています。したがって調査対象の河川では、界面活性剤による生態系リスクは低いと考えられます。また、ヒトに対する安全性や暴露情報を活用し、これらの界面活性剤がヒトの健康に影響を及ぼすリスクも低いことを確認しています。
当工業会はこの結果を、調査・研究活動の一端として、第49回 日本水環境学会年会で発表しました。