JSDAの国際活動
日本石鹸洗剤工業会(JSDA)は、国際活動の場を通じた世界的な社会課題に関する議論と、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、国際的なパートナーシップを大切にしています
14th AOSDAC 2023
Asia Oceania Soap and Detergent Associations Conference
◆宮道会長が14th AOSDAC 2023で基調講演を行ないました
第14回アジア・オセアニア石鹸洗剤工業会会議(AOSDAC)が10月8日〜10日にインドのムンバイで開かれ、当工業会の宮道建臣会長が基調講演を行ないました。
当工業会は1997年の第1回AOSDACの立ち上げメンバーです。国内での容器包装プラスチック使用量の削減や、河川における環境モニタリングなど、活動の成果を共有し、国際工業会を取り巻く課題が複雑化・広域化するなかで、リーダーシップを発揮してきました。アジア・オセアニア地域におけるサステナビリティの推進に一層貢献することを目指して、今回の基調講演を行ないました。
日本石鹸洗剤工業会
宮道 建臣 会長
(日油株式会社 代表取締役会長)
基調講演『Our AOSDAC Learnings and How to Leverage
Them(AOSDACでの学びと今後の活用)』より
AOSDACがインドで開催されるのは、2013年以来のことです。この10年の間には、パンデミックも経験しましたが、AOSDACは継続され、メンバーの地域は世界人口の約60%をカバーする規模となっています。AOSDACの10年分の発表資料を分析すると、60を超えるテーマが議論され、回を追うごとにサステナビリティに関するトピックが増加したことがわかります。この軌跡の成果は主に次の4点です。
【1】各地域の社会問題や規制の動向、それらに対応する
ベストプラクティスの共有
【2】他の地域の実践をフィードバックすることによる、
関係者や会員企業における信頼の形成
【3】各地域の規制の背景を理解することによる、行政
機関などとの建設的な議論の促進
【4】感染症の世界的流行、高齢化、地球規模の環境
危機などの共通課題への取り組み
今、AOSDACは、共通課題であるSDGsの達成を使命として活動しています。さらなる連携を図り、多様なステークホルダーとともに、長期的な視点で取り組んでいこうと考えています。
AOSDACメンバー(英字は加盟団体の通称)→
↓AOSDACの歩み(隔年開催)
←基調講演をする宮道会長
↑会場の様子。さまざまな地域から約150人が参加し、オブザーバーとしてカナダ(CCSPA)、欧州(A.I.S.E.)の各工業会も参加しました。
■容器包装プラスチック使用量の自主的な削減活動について発表
宮道会長の基調講演を受け、西條宏之専務理事は当工業会のベストプラクティスの一つ、容器包装プラスチック使用量の削減活動について発表しました。
1995年から法の制定に先駆けて業界が主導し、会員企業のパートナーシップ、変化する法規制、消費者の協力などを相互に関係づけながら、一体となって取り組んできました。当工業会と会員企業の自主的かつ継続的な3R活動により、2021 年度は1995年度比43%削減を達成しています。2022年のプラスチック新法では資源循環が重要視され、当工業会と会員企業も新たにバイオマス樹脂や再生樹脂を含むプラスチックを積極的に採用するなど、4R活動に進化させました。
一連の活動を振り返り、循環経済への移行に向けた日本政府の施策など、最新の動向も共有しました。
↑発表をする西條専務理事。会期中はいくつかの会議とパネルディスカッションが行なわれました。
↑AOSDACのメンバー(各事務局代表者、後列左端は西條専務理事)