隔年開催される世界洗剤会議が、10月7〜9日にスイスのモントルーで行なわれました。今会議のテーマは“Creating Value in the New Reality（新事象に対する価値の創造）”。米国、EU、オーストラリア、カナダ、インド、日本などから参加があり、国や地域を代表する原料・製品メーカーのほか、環境コンサルタントやUNICEFも講演を行ないました。日本石鹸洗剤工業会の会員社も、アジアをリードする洗浄剤メーカーとしての立場から、商品開発や環境対応における独自の視点などを披露し、場内の注目を集めました。

　また、会議に先立ち、10月6日には世界的な工業会の集まりであるICPAIE（国際工業会局長会議）も開かれました。当工業会は、第10回AOSDAC（アジア・オセアニア石鹸洗剤工業会会議）のホスト国をつとめます。その開催概要を伝えるとともに、欧米の化学物質規制や安全性への対応などに関する講演協力などを依頼しました。なおICPAIEの活動を担うINCPAによる参加国共同の展示ブースでは、当工業会の日本での活動も紹介しました。　

↑講演をする当工業会の濱 会長（ライオン株式会社 社長）

↑INCPA 展示ブースで当工業会もポスター展示などを行ない、日本での活動を紹介しました。

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