米国洗浄剤協会（ACI）は、業界の国際的ネットワーク（ICPAIE）の一員であり、欧米を中心とした化学物質の安全性情報の整備活動にも携わっています。日本石鹸洗剤工業会も、安全性情報の提供などを含め積極的に協力しています。
　そのACIの年次総会が1月27〜2月1日にフロリダ州で開催され、当工業会の石井専務理事が出席しました。28日には、ICPAIEに加盟しているオーストラリア、カナダ、日本、ブラジル、欧州の各工業会の発表があり、当工業会は、近年の洗たく用液体洗剤の市場動向、製品に使われる容器包装プラスチックの削減や環境安全性への取り組み、手洗い推進活動などを報告しました。なかでも、詰め替え用・付け替え用製品や、コンパクト洗剤の普及促進では日本が世界をリードしており、環境負荷低減に有効な施策として紹介しました。また、アジア地域における当工業会の役割と展望に触れ、国際的な理解と協力を求めました。

↑会場と、プレゼンテーションをする石井専務理事

↑　左：詰め替え用製品について解説したスライド 右：容器包装プラスチック使用量削減の推移グラフ

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