6月6〜8日には、第8回となる世界界面活性剤会議がウィーンで開催されました。会議で扱われたテーマは、エネルギー・環境関連や活性剤利用技術、安全性評価などで、年々広範囲に及んできています。関連メーカーや大学などから56テーマもの展示発表が用意されていました。当工業会からは、長年継続している河川中の界面活性剤濃度のモニタリング調査を中心に発表しました。また、ビジネス部門セッションでは、大学関係者として出席した横浜国立大学の大矢教授による口頭発表も行なわれ、その主題となった、“科学的な視点で化学物質を理解してもらうことの難しさ”や啓発活動の重要性については、海外でも関心を呼んでいました。

↑当工業会が参加するINCPAの活動内容も展示
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