日本石鹸洗剤工業会(JSDA)
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2025年6月16日更新
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参照カテゴリ> #01.調査・研究 #03. CLEAN AGE 282号


 

*調査研究活動




*環境モニタリングのための河川試料水の採取現場リポート



当工業会の環境・安全専門委員会が
日本水環境学会でポスター発表


phto  第59回日本水環境学会年会が2025年3月17〜19日に北海道大学で開かれ、当工業会は一般ポスター発表「生態系リスク評価/管理」カテゴリーに参加しました。


 〈ポスター作成者(発表時)〉環境・安全専門委員会 委員長:瀬戸 洋一 氏、(P&Gジャパン合同会社)、副委員長:木島 雄平氏(ライオン株式会社)、委員:平野 富也氏(株式会社ADEKA)、柿山 朝香氏(日油株式会社)、髙橋 宏和氏(株式会社資生堂)、西岡 亨 氏(花王株式会社)、村澤 香織氏(P&Gジャパン合同会社)。

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家庭用洗浄剤に用いる界面活性剤の
河川底質モニタリングおよび生態系リスク評価


 当工業会は1998年から現在まで、河川表層水の環境モニタリングを実施し、家庭用洗浄剤に使われている代表的な界面活性剤について、継続して生態リスクが低いことを確認しています。2006年からは、河川底質(水底の堆積物)の調査も開始しました。
 毎年の環境モニタリングと生態リスク評価の結果は、『環境年報』にまとめて公表しています。

 第59回日本水環境学会では『家庭用洗浄剤に用いる界面活性剤の河川底質モニタリングおよび生態系リスク評価』と題したポスターを発表しました。当工業会 環境・安全専門委員会のメンバーが来場者への説明を行ない、最新の河川底質モニタリングの結果から、いずれの界面活性剤も底質における生態リスクは低いと確認したことを報告しました。

 また、田園調布堰と大師橋で採取した延べ80試料を対象に、界面活性剤の河川水中での濃度から“平衡分配モデル”を用いて底質中の濃度を推計した結果も公表しました。LASとTEAQについて、推計された予測濃度とモニタリング調査で得た実測濃度が概ね一致したことから、当手法を全国の河川底質における生態リスク評価へ活用することが期待されます。この結果に来場者からも高い関心が寄せられました。


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