実施日:2023年1月31日
講師:当工業会手洗い普及グループリーダー 深澤 純一 氏
福井県鯖江市片上小学校の4、5年生計25 人に、当工業会の『手洗い授業プログラム』動画版を使った授業を行いました。同学校では日頃から、外から帰ってきた後や食事前に手を洗うことや、「手洗いの時間」を設けて習慣化することを啓発しています。当日は、校長先生や養護教諭の先生、各学年の先生も見守る中、児童のみなさんが積極的に手を挙げたり、手洗いの歌をくちずさんだりしながら学ぶ姿が印象的でした。
『手洗い授業プログラム』では科学的な根拠を元にワークシートを使い「なぜ手洗いが必要なのか」を学び、普段の手洗いを振り返りながら、自ら正しい手洗いの有効性に気づくことで習慣化を促します。動画版はキャラクターが呼びかける対話形式で、児童が考え・発表しながらよりわかりやすく学ぶことができます。
今回も児童のみなさんにワークシートを使ってもらい、感染症予防に役立つ正しい手洗いを学んでから、手洗いチェッカーを使って自分が洗い残しやすい箇所を確認してもらいました。「正しい手洗いの大切さを実感できた」「普段洗い残してしまう箇所をお互いに確認できてよかった」「洗いすぎにも注意する必要があるとわかった」などの感想をいただき、授業は好評のうちに終わりました。

↑写真奥の建物が鯖江市片上小学校です。水が冷たい季節も、しっかりと手洗いに取り組まれていました。

↑授業中はみなさんの手が次々に挙がります。「前日から楽しみにしていました!」という嬉しい声もありました。

↑ワークシートや手洗いチェッカーを使い、洗い残しやすい所を確認しました。