CLEAN AGE 231号に掲載した環境研修の記事を読んだ霞ヶ浦問題協議会の依頼を受け、2月14日に当工業会の深澤純一コミュニケーション推進専門委員長(花王(株))が講演を行ないました。
同協議会は、琵琶湖に次いで大きい霞ヶ浦の水質保全・浄化に取り組む、流域21市町村長や市民団体、水質監視員を務める方々で構成されています。
講演では、1回すすぎ洗剤などを例にとり、合成洗剤の環境対応の歴史や水環境とのかかわりを、界面活性剤のメカニズムを紹介する実験も織り交ぜながら解説をしました。参加者からは、洗剤の環境配慮に関する質問や、「より少ない量の台所用洗剤で洗うコツは」など実践的な質問があり、地域の水の保全と利用への高い関心がうかがえました。
↑講演会場は、霞ヶ浦問題協議会が事務局を置く茨城県霞ヶ浦環境科学センター。
午前午後の2講演に計150人余りが参加しました。
↑実験の様子。
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