8月6日、神奈川県高等学校長 家庭科研究会の先生方26人が、工場見学と環境研修受講のため、当工業会会員 花王(株)の川崎工場を訪れました。
洗剤、シャンプー、身体用洗浄料など、家庭用・業務用製品を年間約40万トン生産する工場で、効率化された生産ラインや全自動倉庫を見学後、研修が実施されました。家庭用洗剤の歴史を知り、花王(株)が提供する、技術・家庭科の授業用プログラムも体験できる内容です。
製品には、業界の環境対応への努力や消費者の声が反映されていること、家庭で製品を使うときに排出されるCO2を減らすためには、消費者の協力も必要であることなどが紹介されました。先生方は、すすぎ1回洗剤にとくに高い関心を示し、実験によって泡切れの早さなどを実感すると、驚きの声もあがっていました。質疑応答時間には、すすぎ1回洗剤による節水・時短の効果や、洗剤使用量を守れば粉末洗剤でも溶け残りの心配はないことなどを確認し、最新の洗濯事情や洗剤に関する理解を深めることができたようです。
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