柔軟仕上げ剤のふんわり感は、
使用量の調節がポイント
◆潤滑油のような働きで、冬の衣類をふんわりと
繊維の表面を薄く覆って潤滑油のような働きをする柔軟仕上げ剤は、繊維同士の摩擦抵抗を弱めて衣類の質感をやわらかくします。冬のウールなどのセーターは、おしゃれ着用洗剤で洗ったあとに柔軟仕上げ剤を使うと、脱ぐときのパチパチとした静電気が抑えられ、やさしくふんわりとした質感になります。
◆使用量を増やしても、質感はアップしません
ただ、多めに投入したからといって柔軟仕上げ剤の効果がアップするわけではありません。繊維のふんわり感が最も得られやすいのは、使用量の目安を守って使ったときです。むしろ使用量を増やすと繊維の潤滑油としての効果が裏目に出てしまい、表面がペタっとしたオイリーな質感になることがあります。
◆使用量の調節で“香りのマナー”も守って
質感が悪くなるのを防ぐために、洗濯物の重量が少ないときは柔軟仕上げ剤の量も少なく調整する必要があります。そうすれば香りが強くなりすぎることも防げます。香りの感じ方には個人差があり、自分にとっては良い香りでも、他の人には不快に感じられることがあります。柔軟仕上げ剤は周囲に配慮しながら、使用量の目安を守ってお使いください。
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