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2021年12月15日更新
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参照カテゴリ>  # 03. CLEAN AGE 268号 

 

*ぜひ知っていただきたいこと




冬の窓開け換気は、室温の低下にご注意を

 

 「こまめな換気」は、新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、引き続き大切です。しかし冬の寒い日や寒冷な地域では、“窓開け換気”がかえって体調を崩す原因とならないように注意したいものです。


◆冬の室内は温度18℃以上・湿度40%以上に

 厚生労働省の『新型コロナウイルスに関するQ&A』などの情報によると、一般家庭では、常時換気設備(24時間換気システムなど)や台所などの換気扇を常にオンにすることで、室温をあまり変動させずに最小限の換気ができます。そうした設備がない場合は、代わりに窓開けによる換気を行ないましょう。
 冬の窓開け換気は、健康への悪影響を抑えるため、室内の温度が18℃以上、湿度が40%以上になるように気をつけます(湿度の上限は60〜70%程度が目安)。室温が18℃に満たないときは、暖房をしながら換気をしましょう。換気で開ける窓の近くに暖房器具を設置すると、冷気が温められて室温の低下を予防できます。ただし火災には十分注意し、暖房器具はカーテンなどの可燃物から離して設置してください。


◆室温低下を防ぐ「一方向窓開け」「二段階換気」

 窓開け換気は、室内の方向違いの窓かドアを2箇所開けたほうが風が通り抜けやすく効率的です。ただし、外気温が低いときは室温の低下を抑えるために、一方向の窓を少しだけ開けて常時換気する方法がおすすめです。また、人がいない部屋の窓を開けて、廊下などを通って少し暖まった新鮮な空気を人のいる部屋に取り入れる「二段階換気」も適しています。


◆加湿も行ない、気道粘膜の乾燥を防いで

 感染症を予防するうえでは、湿度のコントロールも大切です。空気の乾燥がすすむと、喉などの気道粘膜も乾燥して防御機能が低下し、インフルエンザなどにかかりやすくなることがわかっています。そのため、冬は暖房しながら換気をするとともに、加湿も意識しましょう。
 湿度が上がると、体感温度もあがります。加湿器を利用するほか、濡れた洗たく物を室内に干せば、水分が蒸発するまでの間は加湿効果が期待できます。湿度は70%を超えて高くなりすぎてもよくないため、湿度計などで確認できるとなおよいです。




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