夏場も大切、柔軟仕上げ剤の香りのマナー
じめじめとした梅雨時から気温が上昇する夏は、衣類についた汗や生乾きのにおいが気になりやすい季節です。なかには、いやなにおいを目立たなくするために、柔軟仕上げ剤などで衣類に香りをつけている、という人もいるかもしれません。
しかし、香りをつける前に、まず洗たくで衣類の汚れや菌を根本から取り除くほうが、におい対策には効果があります。また、洗たくの際に柔軟仕上げ剤での香りづけを意識しすぎると、だんだん使用量が増えていき、周囲への“香りのマナー”がおろそかになってしまうことがあります。
そこで改めて、柔軟仕上げ剤の使い方と香りの感じ方について、大切なことを確認しておきましょう。
<柔軟仕上げ剤の使い方のポイント>
*柔軟仕上げ剤は、容器やラベルの使用量の目安にそって計量します。使用量の目安どおりに使うことで、意図しない強すぎる香りになることを防げます。
*柔軟仕上げ剤は、洗たくの工程ですすぎの最後に投入します。きれいになった衣類に使うことで、意図した香りを感じやすくなり、使いすぎを防げます。
<香りの感じ方のポイント>
*香りの好みや感じ方には個人差があります。自分にとっては良い香りでも、不快に感じる人もいるかもしれません。また、自分は香りが弱く心地よいと感じても、周囲の人は香りが強いと感じて気分を害する場合があります。
*嗅覚には馴化(馴(な)れ)があります。同じ香りの柔軟仕上げ剤を使い続けると、次第に嗅覚が馴れ(慣れ・馴化)、使用者本人には香りが弱くなったように感じられて、使う量をついつい増やしてしまうことがあります。
これらのポイントをふまえて、
柔軟仕上げ剤は、周囲に配慮しながら、
使用量の目安を守ってお使いください
こちらの関連ページもぜひご覧ください
柔軟仕上げ剤の香りに関して
柔軟仕上げ剤の自主基準
|