日本石鹸洗剤工業会(会長:小林明治/日油株式会社 社長)は、重篤なトラブルに結びつく誤飲事故や、皮膚や目のトラブル等の消費者製品を取り扱う際の事故を未然に防止することを目的として、様々な活動を行っています。
このたび、当工業会は、消費者にとってわかりやすく、より適切な注意喚起に繋がる製品安全表示図記号(10種類)を新たに開発しました。
この図記号は、ISO 3864-3やJIS S 0101:2000(消費者用警告図記号)に基づいてデザインされ、JIS S 0102:2000(消費者用警告図記号−試験の手順)に準拠して消費者の理解度と視認性の評価を行いました。その結果、この図記号は当該JISの基準を満たしており、消費者に図記号の意味が正しく伝わることや見やすいことを確認しています。また、この図記号の使用・適用方法等に関しては、当工業会で自主基準(ガイドライン)を定めました。
今後、当工業会では、本ガイドラインに定められた基準をベースに、2018年より注意喚起を促す文言を含む製品安全表示図記号を家庭用製品ラベルに逐次適用していくと共に、本図記号への消費者の理解を深めるための啓発活動を行い、製品取扱時の事故防止につとめていきます。
また、本基準に賛同していただける国内外の工業会と協調連携の輪をひろげ、本図記号の積極的な普及を進めてまいります。
・家庭用消費者製品における製品安全表示図記号の使用・適用等に関する自主基準 pdf (2016.12.16 制定)
・記者説明資料pdf (2017.06.15)
・「新しくなります『安全図記号』」 リーフレットpdf
安全図記号のお申し込みはこちらから
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