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2015年10月28日更新

石けん,洗剤,洗浄剤,仕上げ剤等
誤飲誤用の応急処置(2003年改訂版・2015年部分改訂)
p.11
2.洗濯用仕上げ剤
(3)洗濯用漂白剤(酸素系・液体)

液 性:酸性〜弱酸性
主成分:過酸化水素2〜6%
その他:界面活性剤



【症 状】

(1)希釈液をなめたり,一口飲んだ場合
●口内で発泡し,刺激や痛みがみられることもある。

(2)原液または多量の希釈液を飲んだ場合
●口内粘液の痛みと炎症,咽頭・喉頭・食道炎をはじめとした消化管の炎症がみられ,場合によっては食道または胃粘膜から出血することがある。
●酸素ガスの急激な放出により,食道または胃を膨張させ損傷を与える可能性がある。

【毒性データ】
●急性毒性(マウス,経口投与):LD50値,5mL/kg以上


(1)希釈液をなめたり,一口飲んだ場合
すぐに水で十分口をすすぐ。
誤飲したものを薄めたり,食道や胃粘膜を保護するために,念のためコップ1杯程度の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませる。
様子がいつもと違う場合,医師に相談する。

(2)原液または多量の希釈液を飲んだ場合
すぐにコップ1〜2杯の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませ,医師に相談する。
×無理に吐かせてはいけない。吐かせることによって,吐物が逆流して再度粘膜を刺激したり,肺に入る危険性がある。

誤飲食により嘔吐した場合は、飲んだものや吐物などが気管に入る「誤嚥」を起こす可能性があり、窒息や誤嚥性肺炎の原因となることがある。
 嘔吐がない場合でも、高齢者は一般的に、飲み込む機能(嚥下機能)の低下により、飲食物を誤嚥しやすくなる。
 直後に症状がなくても経過を観察し、いつもと様子が異なる場合は、医師の診察を受ける。


ガスが発生した場合,消泡剤や吸着剤を投与する。また,多量発生した場合,導管によりガスを排除する。
多量に飲んだ場合,吐かせるよりも胃洗浄が望ましい。胃洗浄は注意深く行う。ただし,胃洗浄は,誤飲量と口腔・咽頭粘膜の損傷の有無によって判断する。
必要に応じて,酸素吸入,対症療法を行う。
熱傷の治療に準ずる。


【症 状】
●痛みが強く,放置すると角膜を損傷し視力障害をおこし,視力が下がったり,最悪の場合は失明のおそれがある。


こすらずに,すぐに流水で充分洗眼し,医師に相談する。


【症 状】
●原液が皮膚についた場合,表皮に白斑を生ずる。傷口にはいった場合,刺すような痛みと共に発泡がみられる。多くの場合,刺激はまもなく静まり,損傷を与えることなく白斑も消え正常に回復する。
●原液に長時間接触した場合,痛みと共に水痘形成がみられる。


すぐに流水で充分洗い流し,医師に相談する。


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