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2015年10月28日更新

石けん,洗剤,洗浄剤,仕上げ剤等
誤飲誤用の応急処置(2003年改訂版・2015年部分改訂)
p.16
3.台所用洗剤
(1)台所用合成洗剤

液 性:弱酸性〜弱アルカリ性
主成分:界面活性剤(普通品)16〜27%(高濃度品)30〜50%(アルキルエーテル硫酸エステル塩,アルファオレフィンスルホン酸塩,脂肪酸アルカノールアミド,直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩,アルキルアミンオキシド,ポリオキシエチレンアルキルエーテル,アルキルクリコシド等)



【症 状】

(1)希釈液をなめたり一口飲んだ場合
●刺激(苦み)を感じる。

(2)原液または多量の希釈液を飲んだ場合
●口腔や喉の痛み,下痢,腹痛,嘔吐がみられる。

(3)一般に合成洗剤は,口腔粘膜に対する刺激と苦み等悪い味を有し,更に吐き気を催す作用があるので,多量を飲み込むことはまれである。

【毒性データ】
●急性毒性(マウス,経口投与):LD50値,5mL/kg以上
●催吐性あり


(1)希釈液をなめたり,一口飲んだ場合
毒性上ほとんど問題はないが,まず水で口をすすぐ。
誤飲したものを薄めたり,食道や胃粘膜を保護するために,念のためコップ1杯程度の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませる。
様子がいつもと違う場合,医師に相談する。

(2)少量の原液、または多量の希釈液を飲んだ場合
すぐにコップ1〜2杯の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませ,誤飲したものを薄めたり,食道や胃粘膜を保護する。
×無理に吐かせてはいけない。吐物や泡が気管にはいると肺炎をおこす可能性がある。自然に嘔吐が生じた場合は,吐物を吸入しないように注意する。
嘔吐や下痢症状が激しかったり,様子がおかしい場合は医師に相談する。

(3)多量の原液を飲んだ場合
すぐにコップ1〜2杯の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませ,誤飲したものを薄めたり,食道や胃粘膜を保護する。
×無理に吐かせてはいけない。吐物や泡が気管にはいると肺炎をおこす可能性がある。自然に嘔吐が生じた場合は,吐物を吸入しないように注意する。
症状の有無にかかわらず、製品を持参の上、早急に医師に相談する。

誤飲食により嘔吐した場合は、飲んだものや吐物などが気管に入る「誤嚥」を起こす可能性があり、窒息や誤嚥性肺炎の原因となることがある。
 嘔吐がない場合でも、高齢者は一般的に、飲み込む機能(嚥下機能)の低下により、飲食物を誤嚥しやすくなる。
 直後に症状がなくても経過を観察し、いつもと様子が異なる場合は、医師の診察を受ける。


多量飲んだ場合,吐かせるよりも胃洗浄が望ましい。
激しい下痢や嘔吐が現れた場合,輸液によって体液および電解質のバランスをとるなど,臨床症状に応じた対症療法をとる。


【症 状】
●刺激によって充血や疼痛が生ずることもあるが,重大な障害となるようなことはない。


こすらずに,すぐに水で充分に洗眼する。
症状が軽減しない場合,医師に相談する。


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