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2003年6月16日更新

石けん,洗剤,洗浄剤,仕上げ剤等
誤飲誤用の応急処置(2003年改訂版)
p.17
3.台所用洗剤
(2)台所用食器洗い機専用洗剤

液 性:弱アルカリ性
主成分:界面活性剤2〜4%
    炭酸塩,クエン酸塩,漂白剤,酵素



【症 状】

(1)希釈液をなめたり,一口飲んだ場合
●刺激(苦み)を感じる。

(2)原末または多量の希釈液を飲んだ場合
●口腔や喉の痛み,下痢,腹痛,嘔吐がみられる。

(3)酵素を配合しているが,配合量は生物学的作用がみられない程度の微量であるため,症状も処置も一般の合成洗剤と同様である。

(4)一般に,合成洗剤は口腔粘膜に対する刺激と苦み等悪い味を有し,更に吐き気を催す作用があるので,多量を飲み込むことはまれである。

【毒性データ】
●急性毒性(マウス,経口投与):LD50値,2g/kg以上
●催吐性あり


(1)希釈液をなめたり,一口飲んだ場合
毒性上ほとんど問題はないが,まず水で口をすすぐ。
誤飲したものを薄めたり,食道や胃粘膜を保護するために,念のためコップ1杯程度の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませる。
様子がいつもと違う場合,医師に相談する。

(2)原末または多量の希釈液を飲んだ場合
すぐにコップ1〜2杯の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませる。
×無理に吐かせてはいけない。吐物や泡が気管にはいると肺炎をおこす可能性がある。自然に嘔吐が生じた場合は,吐物を吸入しないように注意する。
嘔吐や下痢症状が激しかったり,様子がおかしい場合は医師に相談する。


多量飲んだ場合,吐かせるよりも胃洗浄が望ましい。
激しい下痢や嘔吐が現れた場合,輸液によって体液および電解質のバランスをとるなど,臨床症状に応じた対症療法をとる。
×炭酸塩が入っている場合,酸性の中和剤の投与は禁忌である。二酸化炭素の大量発生にしより,重大な併発症が誘発される可能性がある。


【症 状】
●刺激によって充血や疼痛が生ずることもあるが,重大な障害となるようなことはない。


こすらずに,すぐに水で充分に洗眼する。
症状が軽減しない場合,医師に相談する。


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