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2012年6月15日更新
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参照カテゴリ> #03.洗濯 #06.CLEAN AGE 230号 

*白さを保ちたい衣類のお洗濯に

 

◇白さを保ちたい衣類のお洗濯に

蛍光剤、漂白剤 入りの洗濯用洗剤

 天然の生成り色から華やかな色柄物まで、衣類のカラーバリエーションは昔に比べて豊富になっています。白色が圧倒的に多かった肌着も同様で、全体的に白物衣類の量が減っているともいわれます。
 その変化を受け、最近は蛍光増白剤(蛍光剤)無配合をうたった洗濯用洗剤が多く登場していますが、白さを強調したい衣類にはやはり蛍光剤入りの洗剤が重宝されます。衣類の白さを保つ目的では、ほかに漂白剤も利用されます。下記にご紹介しているのは、蛍光剤や漂白剤を配合した洗濯用洗剤の例です。
 蛍光剤と漂白剤は、同じようなものだと誤解されやすいですが、そのしくみは全く異なります。それぞれどのような働きをしているのでしょうか。

蛍光剤の働きと安全性

  蛍光剤を配合した洗剤を使うと、衣類に蛍光剤が付着し、肉眼に白さが増して見える効果があります。蛍光剤は紫外線を吸収して青い光を出す性質があるため、繊維のもつ黄色みに青が作用して、衣類が白く見えるようになるのです。
 綿や麻などの天然繊維はもともと黄色みを帯びているので、白色のワイシャツや肌着などには、はじめから蛍光剤で増白処理がほどこされていることがほとんどです。ただ、蛍光剤は洗濯などで徐々にとれてしまい、日が経つとともに白く見せる効果も失われます。そこで、蛍光剤入りの洗剤によって蛍光剤を補えば、衣類の白さを保つことができる、というわけです。
 ただし、蛍光剤の性質上、生成りやパステルカラーなど淡い染色の衣類に付着すると、白っぽく変色することがあります。特に、赤ちゃんの服などには淡色が使われていることが多いため、そのような衣類を洗濯する際は、蛍光剤無配合の洗剤を使うことをおすすめしています。
 なお、洗濯用洗剤への蛍光剤配合については、安全性上も問題はありません。問題があるかのような指摘を一部で見かけることがありますが、国立衛生試験所(当時)による詳細な発ガン性試験や、世界的な研究報告、日本石鹸洗剤工業会のリスク評価結果などから、人体や環境への安全性は充分に確認されています。

図:蛍光剤のしくみ


漂白剤の働き

 一方、漂白剤は酸化や還元などの化学的な作用により、汚れやシミの色素を分解して無色に変えます。洗濯するときに洗剤と一緒に入れると、衣類の黄ばみや黒ずみを落とす効果があります。また、除菌効果もあるので、生乾きのニオイの発生も抑えます。
 そのため、手軽に使える漂白剤入りの洗剤も発売されています。配合されているのは、白物だけでなく色柄物にも使える、酸素系の漂白成分です。粉末洗剤には主に過炭酸ナトリウム、液体洗剤には主に過酸化水素が配合されています。黒ずみの除去やニオイ防止の効果を上げたいときは、同じ酸素系の漂白剤を加えることもできます。その際、うっかり塩素系漂白剤を入れないようにご注意ください。色柄物が脱色してしまいますし、漂白効果も低下します。

図:漂白剤のしくみ


普段のお洗濯で衣類の白さを保つ

 たとえきちんとお洗濯をしていても、白かった衣類がくすんで見えれば、清潔感は損なわれてしまいます。日ごろから、蛍光剤入りの洗剤で白さを保つようにしたり、漂白剤入りの洗剤で黄ばみの予防や黒ずみ対策をしておくと安心です。蛍光剤と漂白剤が配合された洗剤なら、手軽に両方の効果が期待できるので、特に着用頻度の高い白物衣類などのお洗濯にもおすすめです。
 

蛍光剤を配合した製品例
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漂白剤を配合した製品例
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蛍光剤と漂白剤を配合した製品例
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