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2017年12月15日更新
01.*暮らしのクリーンノート 〜よごれを知って きれいな暮らしを〜 *目次へ 
参照カテゴリ> #03.洗濯 #03.CLEAN AGE 252号 

*暮らしのクリーンノート


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暮らしのクリーンノート〜よごれを知って、きれいな暮らしを〜

 

⑬ 使い分けていますか?「洗濯用洗剤」


cut洗濯用洗剤の「用途」表示と、衣類の洗濯表示はきちんと見ることが大切です。衣類に合った洗濯用洗剤を選んで使うと、洗い上がりにグンと差がつきます。

★洗濯用洗剤は、「用途」表示を見て使い分ける

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毛や絹も洗える洗剤には、酵素が入っていません。皮フ角質などのタンパク質汚れを分解する酵素は、同じタンパク質でできた動物繊維にダメージを与えることがあるからです。  洗濯用洗剤の「用途」表示は、大きく2パターンに分かれます。
  ① 一般的な洗濯用洗剤は「綿・麻・合成繊維用」で、おもに普段着を洗濯機の標準コースなどでしっかりと洗いたいときに使います。
  ② 「用途」表示に「毛・絹」が含まれている洗濯用洗剤は、いわゆる“おしゃれ着用の洗剤”です。動物繊維を用いた衣類や、風合いの変化が起こりやすいデリケートな衣類を、洗濯機の手洗いコースなどでやさしく洗いたいときに使います。


図:用途に注目!こんな洗濯表示のついた衣類を洗おう!

★「中性洗剤使用」の表示があるときは?

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 洗濯によるダメージが心配される衣類は、洗濯表示に「中性」や「中性洗剤使用」という付記用語が書かれています。そうしたデリケートな衣類は必ず、「毛や絹も洗える中性の洗濯用洗剤を使う」と覚えておきましょう。そして、洗濯ネットに入れ、洗濯機の手洗いコースなどでやさしく洗います。
  

 毛や絹も洗える中性の洗濯用洗剤には、衣類の風合いを守る成分が含まれています。たとえば、洗濯中に繊維がこすれてからまると毛羽立ちや縮み、型くずれなどが起こりやすくなるため、これを防ぐために繊維潤滑剤が配合されています。また、洗浄成分についても、毛素材のように水をはじきやすい繊維に素早くなじみ、洗濯機の手洗いコースのように弱い力で洗っても汚れが落ちやすいように工夫されています。

 

「中性洗剤使用」表示の衣類はやさしく洗って!

写真<累積6回洗濯後>
<左側>中性の洗濯用洗剤(用途に毛・絹を含むもの)を使い、洗濯機の手洗いコースで洗った衣類。縮みやヨレが少なく、手触りもなめらか。
<右側>一般的な洗濯用洗剤(綿・麻・合成繊維用)を使い、洗濯機の標準コースで洗った衣類。丈が縮み(A)、ヨレ(B)が発生している。

<累積6回洗濯後>
<左側>中性の洗濯用洗剤(用途に毛・絹を含むもの)を使い、洗濯機の手洗いコースで洗った衣類。縮みやヨレが少なく、手触りもなめらか。
<右側>一般的な洗濯用洗剤(綿・麻・合成繊維用)を使い、洗濯機の標準コースで洗った衣類。丈が縮み(A)、ヨレ(B)が発生している。


結論
 洗剤と衣類の表示を両方確かめ、繊維の種類や洗う目的によって“一般的な洗濯用洗剤”と、“毛や絹も洗える中性の洗濯用洗剤”を使い分けましょう。


-大切な衣類を長く着るための洗剤選び

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photo日本石鹸洗剤工業会
洗たく科学専門委員会
委員長 山田 勲


 近年、アパレル業界ではファストファッションと呼ばれる低価格かつ流行に敏感な衣料品ブランドが台頭し、若年層を中心に幅広い支持を集めています。2016年に実施された大学生を対象にしたある調査では、購入金額が1着5千円未満の「パンツ・スカート」「シャツ類」「セーター・カーディガン」を、2年以上着用するとの答えがそれぞれ約3〜4割ありました(繊消誌 Vol.57(6), 385 (2016) )。比較的安価な衣類でも、気に入ったものは長く着続けたい人が多くいることがうかがえます。
 一方で、繊細な素材やデザインを取り入れた衣類が増えたため、長く着用するには、毛羽立ちや型くずれなどをいかに防ぐかが重要です。日々の洗濯では、洗濯機の標準コースで洗う衣類と、手洗いコースで洗う衣類をきちんと仕分けして、洗剤も適切に使い分けることをおすすめします。
 基本的に、汚れの多い普段着や、ニオイが気になる靴下や肌着などは一般的な洗濯用洗剤が適しています。あまり汚れていない衣類や、カーディガンのような上衣は、用途に毛や絹を含む中性の洗濯用洗剤で洗っても汚れやニオイは落ち、さらに毛羽立ちが抑えられ、衣類のヨレや縮みなども発生しにくいです。用途に毛や絹を含む中性の洗濯用洗剤を使うことで、衣類の風合いを長く保つことができるため、新品の衣類を初めて洗うときやお気に入りの衣服で上手に使用していただければと思います。

洗剤の使い分けと洗い方で衣類の風合いは変わります

合成繊維の一種で、やわらかさが特色のリヨセル100%の
デニム風シャツで比較してみました。

▼この写真はシャツの袖の内側を撮影したものです▼
写真合成繊維の一種で、やわらかさが特色のリヨセル100%の
デニム風シャツで比較してみました。

▼この写真はシャツの袖の内側を撮影したものです▼

<写真左>中性の洗濯用洗剤(用途に毛・絹を含むもの)を使い、洗濯機の手洗いコースで洗った場合。シワがほとんどなく、手を入れたときに、なめらかでやわらかい感じがします。
<写真右>一般的な洗濯用洗剤(綿・麻・合成繊維用)を使い、洗濯機の標準コースで洗った場合。手を入れたときに、ややゴワゴワしてかたい感じがします。


 

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