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2004年6月15日更新
01.*お掃除119番(失敗事例 その原因と防止策) *目次へ 
参照カテゴリ> #03.住居 

【IV】変色
*1 アルカリ性洗剤による畳表の黄変
*2 アルカリ性洗剤による白木床の変色
*3 塩素系漂白剤によるメラミン樹脂食器の黄変
*4 浴室タイル壁の変色
*5 木製テーブルの天板
*6 クッションフロアーの接触汚染
*7 カーペットのシミ抜きでの変色
*8 浴室タイル目地が青緑色に着色
*9 塩化ビニル製浴槽ふた内側が黒褐色に変色
*10 浴室タイル壁が茶色に変色

【I】錆(さび)
【II】腐食
【III】キズ
【IV】変色
【V】析出・付着
【VI】破損
【VII】汚れ
【VIII】その他

【IV】変色 -9.塩化ビニル製浴槽ふた内側が黒褐色に変色

対象

浴槽ふた

材質 ポリ塩化ビニル

状態

入浴終了後、湯をためたまま浴槽にふたをして、2−3日後ふたを開けたら、湯面にあたる部分が黒褐色に変色

原因

湯浴の放置により、硫酸還元菌が発生することがあり、これによって発生したS系ガス(HS等)によると推定

回復 酸化型の漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム、酸素系液体漂白剤(酸性)や酸性洗浄剤等で回復可能

入浴後、湯浴をそのままの状態にすると、浴中の硫黄分が嫌気性の硫酸還元菌によりS系ガス(H2S等)が発生することがあります。これが浴槽ふたの塩化ビニル成型時に使用される添加剤中の成分(ステアリン酸鉛等)と反応し、金属硫化物を生成し黒くなると推定されます。
浴中の硫黄分の由来は人体の皮膚の落屑からのもの、循環パイプを使用した給湯器はパイプ内に堆積した湯アカ等からと考えられます。またイオウ分の配合している入浴剤も由来となると考えられます。

防止策

入浴後の湯を、ふたをしたまま長く(数日間)放置すると、この事例のような発生の可能性があります。
入浴後そのまま放置しない、循環パイプを使用する給湯器の場合は、パイプ内の清掃を行うことにより防止可能です。

↑入浴後、ふたをして2−3日放置した塩ビ製ふたの内側

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