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2004年6月15日更新
01.*お掃除119番(失敗事例 その原因と防止策) *目次へ 
参照カテゴリ> #03.住居 

■風呂場・トイレ

*[錆]ステンレス浴槽のもらい錆
*[腐食]タイル化粧目地の酸による損傷
*[腐食]鏡の銀鏡面の腐食
*[キズ]FRPの浴槽の光沢の消失
*[変色]浴室タイル壁の変色
*[変色]浴室タイル目地が青緑色に着色
*[変色] 塩化ビニル製浴槽ふた内側が黒褐色に変色
*[変色] 浴室タイル壁が茶色に変色
*[析出・付着]洗い桶に付着した白色不溶物
*[析出・付着]浴槽エプロン部分に固着した水垢汚れ
*[析出・付着]浴槽濃色エプロン部表面の白化
*[破損]直射日光によるラテックスの劣化
*[破損]浴室タイル壁にヒビが発生
*[その他]塩素系漂白剤の混合使用による塩素ガス発生

■キッチン
■部屋

 

[変色] 浴室タイル壁が茶色に変色

対象

浴室壁

材質 タイル(白色系)

状態

塩素系カビ取り剤スプレー後、約20−30分後茶色に着色(申し出内容)

原因

タイル表面に何らかの要因によって付着した微量の金属(鉄、銅)が塩素系カビ取り剤(次亜塩素酸ナトリウム)で酸化されて着色したものと推定

回復 還元系漂白剤または液体酸素系漂白剤(酸性)により回復可能

浴室のタイルは化学的に安定性が高く、通常は浴室用洗剤やカビ取り剤を使用しても化学的に変化することはありません。まれに、タイル表面を彩色したデザイン性の高いタイルで、彩色部がカビ取り剤で変色することがあります。
 この事例では、無彩色の白系のタイルでの発生であり、タイル表面素材の特性以外の要因と考えられます。
 現時点では、着色物そのものの元素確認に至っていないませんが、以下の点から微量の鉄分または銅分、あるいは両者の付着が考えられます。

1) 着色外観は通常の鉄サビで発生するような褐色であり、鉄分の付着が推測される。
2) 還元漂白剤で色が消失する場合とかえって黒くなる場合がみられた。還元漂白剤で消失したのは酸化鉄、黒くなったのは銅が硫化物となって着色したことが考えられる。
3) 液体漂白剤(酸性)で回復できることから、金属(鉄、銅)が酸性で溶解すると推測される。

防止策

変色はタイル表面に微量の金属分(鉄、銅)が付着していたためと考えられますが、金属の由来が明確ではありません(初期からの付着か、水中の微量含有量が蓄積付着するのか)。したがって現時点では有効な防止策はありません。


↑カビ取り剤で変色した状態  ↑還元漂白剤等で変色前に回復した状態

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