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2002年6月15日更新
01.*お洗濯119番(失敗事例 その原因と防止策) *目次へ 
参照カテゴリ> #03.洗濯 

【IV】シミ抜き
*シミ抜きをする前にぜひ読んで!
*温度が高すぎて落ちにくくなったシミ
*溶剤で輪ジミになったシミ
*溶剤で衣類に穴をあけたシミ
*洗剤で落ちにくくなったシミ
*洗剤で変色したシミ
*塩素系漂白剤で損傷したシミ
* 8塩素系漂白剤で濃くなったシミ

【I】色の変化
 A.脱色・退色
 B.変色
 C.ムラ・染着・移染
【II】損傷
【III】形態変化
【IV】シミ抜き

【IV】シミ抜き -8.塩素系漂白剤で濃くなったシミ

衣類

白のブラウス

素材

綿100%(メッシュ部分--綿85%・ナイロン15%)

シミ

アクリノール液 (アクリノール0.25%)

状態

塩素系漂白剤を使用したためアクリノールの黄色が茶色に変色した


アクリノール液(リバノール液とも呼ぶ)は、黄色の液体で殺菌消毒薬として使われています。一般に素材が木綿、麻、ポリエステル、アクリル、レーヨン、キュプラなどの白物についた水溶性のシミの除去には塩素系漂白剤が効果がありますが、シミの種類によっては逆に濃くなってしまう場合もあります。
アクリノール液のシミ抜きに塩素系漂白剤を使うと、黄色から茶色に変色するので使えません。この場合は酸素系漂白剤のシミ抜き濃度の温液に浸せば、やや効果があります。
アクリノール液は放置すると光などの影響で変色し、落ちにくくなるので、シミを付けたらただちに適切な処置を取ることが必要です。


左:処理前 右:茶色に変色したシミ

シミ抜きの方法

アクリノール液は酸性有機溶媒に溶けるので、まず酢で、次に色が出なくなったらアルコールで“叩き出し”をします。最後に酢とアルコールを交互に使い根気よく“叩き出し”をします。この作業である程度は落ちますが、完全に落すことは困難です。
また、塩素系漂白剤を使って変色してしまったものは、この方法でもシミは取れません。


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