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2002年4月1日更新
01.*お洗濯119番(失敗事例 その原因と防止策) *目次へ 
参照カテゴリ> #03.洗濯 

【III】形態変化
*1水洗いで縮んだスカート
*洗濯で収縮したウールのセーター
*アクリルセーターの伸び
*ソックスのピリング
*脱水によるシワ

【I】色の変化
 A.脱色・退色
 B.変色
 C.ムラ・染着・移染
【II】損傷
【III】形態変化
【IV】シミ抜き

【III】形態変化 -1.水洗いで縮んだスカート

衣類

スカート

素材

毛 90%・ナイロン10%

状態

表地が縮んで裏地が見えてしまった

原因

ドライ表示の衣類を洗濯機の普通コースで洗濯したため

回復

フェルト収縮のため回復はできません


このスカートは表地がウール90%・ナイロン10%、裏地がポリエステル100%を使用し、「ドライ」洗濯の取扱表示がしてあるにもかかわらず、洗濯機の普通コースで洗濯したために起ったものです。
ウール製品の収縮には緩和収縮とフェルト化の二つがあります。前者は生地の製造段階である程度引っ張った状態で織られたものが、水を含んで膨潤し、元の状態に戻ろうとする力が働いて縮む現象です。フェルト化は洗濯の押す、揉むなど物理的な力で、ウール繊維の特徴である表面のうろこが絡み合って起る収縮です(防縮ウールは表面のうろこに表面処理をしており、絡み難い)。
一方、ポリエステル等は吸湿性がなく、表面が平滑で、しかも長繊維なので収縮は起り難いものです。
このような表裏の素材の異なる衣類を洗濯する場合は、表示を良く読む等の注意が必要です。

防止策

衣類の取り扱い表示を良く見て、水洗いの可否を確かめることが第一です。水洗いする場合も軽く押し洗いするか洗濯機のドライマークコースを設定するなど、できるだけ機械力をかけないよう配慮が必要です。なお、緩和収縮の場合は乾いた後、スチームアイロン仕上げでほぼ回復しますが、フェルト化したものは回復しません。




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