 |
【VII】汚れ
2織物壁の水拭きによるシミ
|
【I】錆(さび)
【II】腐食
【III】キズ
【IV】変色
【V】析出・付着
【VI】破損
【VII】汚れ
【VIII】その他

|
 |
【VII】汚れ 2.織物壁の水拭きによるシミ
|
|
対象
|
織物壁紙
|
| 材質 |
麻(ヘンプ) |
|
状態
|
輪ジミが生じている
|
|
原因
|
汚れをとるのに水拭きしたため
|
| 回復 |
ある程度目立たなくなりますが完全な回復は困難です |
|
|
最近は手入れの簡単なビニール壁紙が多くなっていますが、以前は壁装材といえば主に麻(ヘンプ)を中心とする織物壁紙が多く使用されていました。最近では麻は少なくなっており、レーヨン壁紙が主流になっています。
このような織物壁紙はビニール壁紙に比べやや高価ですが独特の風合い、自然な味わいを持っており、ある程度の吸音断熱効果もあります。しかし、織物壁紙は吸水性がありますので、水や洗剤溶液で拭くとムラや輪ジミが生じてしまいます。特にホコリや汚れの著しい場合、いきなり水拭きをするとひどい輪ジミになることがあります。
|
|
防止策
織物壁紙は乾式清掃(ハタキや電気掃除機)が原則です。シミが生じた場合は住宅家具用洗剤をうすめた液を雑巾に浸ませ、かたくしぼってぼかすように拭きます。
シミの部分だけを拭きますとかえって目立ったり輪ジミが生じたりします。また、輪ジミが生じた場合も同様に輪郭をぼかすように拭きます。いずれの場合も完全な除去は難しく、著しいシミ、輪ジミは張りかえるほかありません。
|
|
 |